リンクを作りたいけど、HTMLのaタグってどう書けばいいのか分かりにくいですよね。
しかも、リンク先に情報を追加したいときは、どんな風にURLを使えばいいのか迷ってしまうこともあると思います。
この記事では、HTMLのaタグでURLリンクを作る方法と、パラメータを使った応用テクニックについてわかりやすく解説していきます。
aタグの使い方やURLの仕組みが分かれば、リンクでページを移動させたり、検索条件を渡したりすることが簡単にできるようになりますので、ぜひ最後まで参考にしてください。
HTMLのaタグでURLリンクを作成する基本的な書き方

aタグの基本構文とは
HTMLでリンクを作るときは、<a>タグを使います。
このタグは、クリックすると他のページや場所に移動できるようにするためのタグです。
基本の形はとてもシンプルで、下のような書き方をします。
<a href="https://example.com">リンクテキスト</a>
ここでhrefという部分がとても大事です。
これは「どこに飛ぶのか」を指定する場所です。
<a>タグの中に書いた文字が、実際にユーザーがクリックする部分になります。
このタグの使い方は、以下のようなシーンで活躍します。
- 別のウェブページへのリンクを作るとき
- 同じページ内の別の場所にジャンプさせたいとき
- 外部サイトに誘導したいとき
正しく使うことで、ユーザーが簡単に情報へアクセスできるようになります。
基本をしっかり理解することが、わかりやすいウェブページを作る第一歩です。
href属性の役割と正しい使い方
href属性は、リンクの行き先を指定するためのとても大切な部分です。
もしこの部分がなければ、リンクはどこにも移動できません。
ここでは、hrefを正しく使うコツについて解説します。
まず、hrefに書く内容はURL(リンク先のアドレス)です。
次のような種類があります。
- https://から始まる完全なURL(絶対パス)
- 今いる場所からの道筋で書く短いURL(相対パス)
- メールを送るための
mailto:リンク - 電話をかけるための
tel:リンク
それぞれの使い方は以下のとおりです。
<a href="https://example.com">公式サイト</a>
<a href="/about.html">このサイトについて</a>
<a href="mailto:info@example.com">メールする</a>
<a href="tel:0123456789">電話する</a>
使い方を間違えるとリンクが動かなかったり、別のページに飛んでしまうことがあるので注意が必要です。
正しいURLを入れて、安全で便利なリンクを作りましょう。
リンクテキストの重要性と設置例
リンクの中に書くテキスト、つまりaタグで囲む文字もとても大切です。
このリンクテキストは、ユーザーに「どこに行くのか」を伝える役割があります。
曖昧な言葉ではなく、内容がわかるようにするのがポイントです。
以下のように工夫することで、より分かりやすいリンクになります。
- 「こちら」より「料金表はこちら」など具体的に書く
- リンク先の内容をそのままテキストにする
- ユーザーがクリックしたくなる言葉にする
たとえば、次のように書きます。
<a href="https://example.com/price">料金表はこちら</a>
リンクテキストは、検索エンジンにも影響します。
意味のある言葉で書くことが、SEOにもつながります。
絶対URLと相対URLの違いと使い分け
リンクには「絶対URL」と「相対URL」という2つの書き方があります。
どちらを使うかによって、ページの管理のしやすさが変わってきます。
まず、それぞれの特徴を説明します。
- 絶対URLはhttps://などから始まる完全なアドレス
- 相対URLは今いるページからの相対的な場所
たとえば、以下のように書きます。
<a href="https://example.com/news.html">ニュースページ</a>
<a href="news.html">ニュースページ</a>
絶対URLは外部リンクやサイト全体で統一したいときに便利です。
一方で相対URLは、サイトの中でページをつなぐときにファイルの位置が変わっても書き直しが少なくてすみます。
用途に合わせて、どちらを使うかを考えることが大切です。
新しいタブで開くリンクの設定方法
リンクをクリックしたときに新しいタブで開くようにしたいことがあります。
そのときは、target="_blank"という設定をaタグに加えます。
以下のように書きます。
<a href="https://example.com" target="_blank">別のサイトを開く</a>
このようにすると、ユーザーが今のページを見たまま、リンク先のページも開けます。
ただし、安全のためにrel="noopener noreferrer"も一緒に使うのが一般的です。
- target=”_blank”だけだとセキュリティ上の問題がある
- rel=”noopener noreferrer”でそれを防げる
- 外部リンクにはこの2つをセットで書くのが安心
例:
<a href="https://example.com" target="_blank" rel="noopener noreferrer">外部サイトを見る</a>
新しいタブで開かせたいときは、安全対策もセットで書きましょう。
mailtoやtelなど特殊なリンク形式の指定方法
HTMLでは、ウェブページから直接メールや電話を起動するリンクも作れます。
これにはmailto:やtel:を使います。
使い方は簡単で、以下のように書くだけです。
<a href="mailto:info@example.com">メールを送る</a>
<a href="tel:0123456789">電話をかける</a>
次のような特徴があります。
- mailtoはメールアプリを自動で開く
- telはスマホでタップするとすぐに電話をかけられる
- パソコンではtelリンクは機能しない場合もある
これらを使うと、ユーザーがすぐに連絡できて便利です。
お店や問い合わせページでよく使われます。
リンクにパラメータを追加して活用する方法

URLパラメータの基本と仕組み
URLパラメータとは、リンク先のURLに情報を追加して送るためのしくみです。
これを使うと、ページの中で特定の動作をしたり、検索条件を伝えたりできます。
例えば次のような形で使います。
https://example.com/search?keyword=html
ここで?のあとにくる部分が「パラメータ」です。
この例では、keywordという名前にhtmlという値を渡しています。
URLパラメータは以下のような場面でよく使われます。
- 検索条件をページに伝える
- ユーザーのクリック元を識別する
- 広告のクリック計測をする
- フォームの入力値をURLに表示する
- ページの動作や表示内容を変える
このようにURLパラメータは、ただのリンクをもっと便利にする道具です。
使い方を覚えておくと、サイトをもっと賢く動かせます。
パラメータの正しい構文と記述例
URLパラメータを書くときには決まったルールがあります。
間違った書き方をするとリンクが正しく動かなかったり、値が渡らないことがあります。
まずは基本の構文を見てみましょう。
https://example.com/page?name=value
この構文では、次のようなルールがあります。
?のあとに最初のパラメータを書く- パラメータは
名前=値の形で書く - パラメータが複数あるときは
&でつなぐ - 空白や記号はエンコードして使う
例をいくつか紹介します。
https://example.com/search?keyword=html
https://example.com/item?category=book&sort=price
https://example.com/contact?type=inquiry&lang=ja
このように、正しく構文を使えば、いろいろな情報をURLに乗せられます。
しっかりルールを守って書くことで、思い通りにページを動かせます。
複数のパラメータを組み合わせる方法
URLに複数のパラメータを追加することもよくあります。
そのときは、&(アンパサンド)を使ってパラメータ同士をつなげます。
まずは、次のような例を見てみましょう。
https://example.com/search?category=html&page=2&sort=asc
このように、3つのパラメータが1つのURLに含まれています。
それぞれの意味は次のようになります。
category=html:カテゴリがHTMLpage=2:2ページ目sort=asc:昇順で並び替え
使う順番に決まりはありませんが、一つ目のパラメータだけは?で始める必要があります。
2つ目以降は&でつなぎます。
複数のパラメータを組み合わせることで、より細かく情報を伝えたり、ページの動作を調整できます。
使い方を覚えると、応用の幅が広がります。
リンク先でパラメータを取得する仕組み
リンクに含まれたパラメータは、リンク先のページで読み取ることができます。
これは主にJavaScriptやサーバー側のプログラム(PHPなど)で行います。
ここでは、JavaScriptを使った方法を紹介します。
const url = new URL(window.location.href);
const params = url.searchParams;
const keyword = params.get("keyword");
console.log(keyword);
このコードは、URLの中からkeywordという名前の値を取り出して、コンソールに表示します。
このしくみを使うと、次のようなことができます。
- 検索ワードをページに表示する
- パラメータで表示するコンテンツを変える
- ログを取ってユーザーの動きを分析する
ページの内容を変えたり、動きを変えたりしたいときにとても便利です。
プログラムと一緒に使うことで、リンクの力をもっと引き出せます。
トラッキング用パラメータの活用方法
トラッキングパラメータは、ユーザーが「どこから来たのか」や「どんな広告をクリックしたのか」を知るために使います。
Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールと組み合わせることで、より詳しいデータを得られます。
よく使われるパラメータには次のようなものがあります。
utm_source:広告やメールの出所utm_medium:どんな媒体(バナー、検索など)かutm_campaign:キャンペーン名utm_term:検索キーワードutm_content:リンクの種類や場所の違い
例:
https://example.com/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=spring_sale
このようにパラメータをつけておくと、どの広告が効果的だったかを後から確認できます。
ただのリンクも、ビジネスに活かせる「データの入口」になるのです。
SEOへの影響と注意点
URLにパラメータを使うときには、SEO(検索エンジン対策)にも気をつける必要があります。
なぜなら、パラメータ付きのURLがたくさんあると、同じ内容のページが何度もインデックスされることがあるからです。
次のような対策をしておくと安心です。
- URLが変わっても内容が同じ場合はcanonicalタグを使う
- Googleサーチコンソールでパラメータの扱いを設定する
- パラメータを使うリンクはできるだけ少なくまとめる
また、重要なページはパラメータなしのURLでもアクセスできるようにするのが理想です。
検索エンジンはURLの違いに敏感です。
便利さと正確さのバランスを考えて使いましょう。
HTMLリンクのデザインとユーザー体験を向上させる工夫

リンクの見た目をCSSで変更する方法
リンクはHTMLだけで作れますが、CSSでデザインすることで、もっと見やすく、わかりやすくなります。
たとえば文字の色を変えたり、下線を消したりして、リンクだとすぐにわかるように工夫します。
以下のような書き方でスタイルを指定できます。
a {
color: blue;
text-decoration: underline;
}
CSSで変更できる主な項目を紹介します。
- color(文字の色)
- text-decoration(下線の有無)
- font-weight(太さ)
- background-color(背景色)
- padding(文字のまわりの余白)
CSSでリンクを目立たせることで、ユーザーは「ここがクリックできるんだ」とすぐに気づけます。
見た目を整えることで、サイトの使いやすさも大きくアップします。
ホバー効果を加えてクリック率を上げる工夫
リンクにマウスをのせたとき、動きや変化があると、ついクリックしたくなりますよね。
それが「ホバー効果」です。
CSSを使って簡単に追加できます。
下のコードは、マウスを当てたときに色が変わる例です。
a:hover {
color: red;
text-decoration: none;
}
ホバー効果の例をいくつか紹介します。
- 文字の色を変える
- 背景色を変える
- 少し大きくする
- 影をつける
- アニメーションで動かす
こうした動きを加えることで、「ここがクリックできるんだ」と視覚的に伝えることができます。
リンクはただ目立てばいいのではなく、自然に誘導できる工夫が大切です。
リンクカラーとユーザビリティの関係
リンクの色は、サイト全体の見た目だけでなく、使いやすさ(ユーザビリティ)にも大きく関係しています。
とくに重要なのが「リンクと普通の文字の違いがすぐにわかること」です。
ユーザーにとってわかりやすいリンクカラーのポイントをまとめました。
- リンクには青色が基本(Webの習慣)
- クリック済みのリンクは紫色などで変える
- 背景とのコントラストをしっかりつける
- 本文と同じ色にしない
- 色だけでなく、太さや下線も併用する
リンクの色をきちんと設定すると、迷わず目的のページにたどり着けます。
使いやすいサイトは、リンクの色選びから始まっています。
ボタン風リンクの実装方法
リンクはテキストだけでなく、ボタンのような見た目にすることで、もっと目立たせることができます。
これもCSSを使えば簡単です。
特に「今すぐ申し込む」など行動を促すリンクには効果的です。
たとえば次のようにスタイルを指定します。
a.button {
display: inline-block;
background-color: #ff6600;
color: white;
padding: 10px 20px;
text-decoration: none;
border-radius: 5px;
}
このようなボタン風リンクを使うと、以下のようなメリットがあります。
- 行動を強く促せる
- 視覚的にすぐ気づいてもらえる
- スマホでもタップしやすい
デザインに気をつかうだけで、クリック率が大きく変わります。
リンクの見せ方にも、目的に合った工夫が必要です。
リンクの設置場所によるクリック率の違い
リンクはどこに置くかでクリックされる確率(クリック率)が大きく変わります。
同じリンクでも、目立つ場所と見落とされやすい場所では効果が違います。
クリックされやすいリンクの設置場所の例を紹介します。
- ページの最初(ファーストビュー)
- 記事の途中の区切り部分
- 見出しや画像の下
- ページの一番下(フッター前)
- 右サイドバー
逆に、リンクを目立たない場所に置いたり、文章の中に埋もれさせるとクリックされにくくなります。
「どこに置けば自然に見てもらえるか」を考えるのがコツです。
視覚的にわかりやすいリンク表示のコツ
リンクはただ貼るだけでは不十分です。
見た人に「これはリンクだ」と伝わるようにデザインや表現を工夫することが大切です。
わかりやすく表示するためのポイントをまとめます。
- 下線をつける(または太字や色)
- アイコンを使ってリンクとわかるようにする
- ボタンや囲み枠で目立たせる
- リンクの前後に「→」などをつける
- リンクテキストを説明的にする
視覚的にリンクだとすぐ伝わることは、ユーザーのストレスを減らし、サイトの評価を上げることにもつながります。
「迷わない」デザインがリンク成功のカギです。
HTMLリンクに関するトラブルとその解決方法

リンクが動作しない原因と対処法
リンクをクリックしても移動できなかったり、まったく反応しないことがあります。
そんなときはHTMLの書き方やリンク先の設定に問題があることが多いです。
原因を一つずつ確認することが大切です。
よくある原因と解決方法を以下にまとめました。
- hrefのURLが間違っている → 正しいURLに修正する
- hrefが空白や
#になっている → 本来のリンク先を指定する <a>タグを正しく閉じていない → タグの閉じ忘れを直す- JavaScriptの影響でリンクが無効になっている → スクリプトを一度止めて確認
- リンク先のファイルが存在しない → サーバー上にファイルをアップする
少しのミスでもリンクが機能しなくなることがあります。
リンクが動かないときは、焦らず1つずつ見直してみましょう。
リンク切れを防ぐチェック方法
リンク切れとは、リンク先のページが存在しない状態のことです。
ユーザーにとっては「見たいページが開けない」という大きなストレスになります。
リンク切れを防ぐには、定期的なチェックが必要です。
リンク切れを見つける主な方法を紹介します。
- 自分の目でリンクをクリックして確認する
- Google Search Consoleでエラーをチェックする
- 無料のリンクチェッカーを使う
- サイト内検索で古いURLを探す
- 外部リンクは定期的に再チェックする
とくにサイトが大きくなると、全部のリンクを手動で見るのは大変です。
ツールを活用して、見落としを減らしましょう。
文字化けするリンクURLの対処法
リンク先のURLに日本語や記号が含まれていると、リンクがうまく動かないことがあります。
これを文字化けといいます。
URLは半角英数字や記号で表現されるため、それ以外の文字は「エンコード」する必要があります。
エンコードとは、文字を特別な記号に変えることです。
たとえば「日本語」という文字をURLに使うときは、次のように変換します。
https://example.com/検索結果
→ https://example.com/%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E7%B5%90%E6%9E%9C
対処法としては、以下のような方法があります。
- 日本語URLは
エンコード済みのURLを使う - URLエンコードツールを使って変換する
- できるだけURLに英数字を使うようにする
文字化けは見た目にも良くないですし、リンクの信頼性も下がります。
リンクをキレイに表示させたいときは、エンコードを意識しましょう。
JavaScriptと組み合わせたリンクの注意点
HTMLリンクはJavaScriptと一緒に使うことで、動きのあるページを作ることができます。
でも、正しく使わないとリンクが効かなくなることもあるので注意が必要です。
JavaScriptを使うリンクのよくある例と注意点をまとめます。
onclickイベントで画面を切り替える →return false;でリンクが無効になることがあるhref="#"でリンクを仮指定する → JavaScriptが動かないとリンクも動かない- リンクに
preventDefault()を使っている → 本来のリンク機能を止めることになる
JavaScriptを使うときは、aタグの役割が失われないように注意しながら設計しましょう。
JavaScriptが読み込めない環境でも最低限リンクが機能するように作ると安心です。
スマホ表示でのリンクトラブル対策
パソコンでは問題ないリンクが、スマホだとうまく動かないことがあります。
画面サイズやタッチ操作に合ったリンク設計が大切です。
スマホでのリンクトラブルを防ぐポイントを紹介します。
- リンクの文字やボタンを小さくしすぎない
- リンク同士の間隔をしっかり取る
- スマホ用のメニューは押しやすくする
- タップで反応するように作る
- テキストリンクよりボタンを使うと便利
また、レスポンシブデザインを取り入れて、スマホとパソコンで見た目が自動で切り替わるようにすると、リンクのトラブルも少なくなります。
ユーザーの操作しやすさを考えた設計が、スマホでも快適なリンク体験につながります。
リンクによるセキュリティリスクと対策
HTMLリンクには、悪意あるリンクによる被害も考えなければいけません。
とくに外部サイトへ飛ばすリンクには注意が必要です。
安全なサイト運営には、リンクのセキュリティ対策が欠かせません。
リンクによるリスクとその対策をまとめます。
- 外部サイトに
target="_blank"で飛ばす →rel="noopener noreferrer"をセットで使う - 不正サイトへのリンクがある → 定期的にURLをチェックする
- スパムリンクを含むコメントを許可しない → 自動でURLをブロックする設定にする
- クリック詐欺や偽装リンクに注意する → 表示テキストとリンク先が一致しているか確認
ユーザーを守るために、リンクの安全性を意識した設計が必要です。
リンクは便利ですが、正しく使ってこそ信頼されるサイトになります。
まとめ

これまでHTMLのaタグでリンクを作る方法や、URLパラメータの使い方、リンクのデザイン、トラブル対策までを解説してきました。
ここで大事なポイントをもう一度ふり返りましょう。
- aタグにはhrefを必ず指定する
- URLパラメータは?と&でつなぐ
- リンクのデザインはCSSで見やすくする
- リンク切れや文字化けに注意する
- スマホやセキュリティにも配慮する
この記事を参考にして、自分のサイトやブログでも正しくて使いやすいリンクを作ってみましょう。



