HTMLで画像を表示させようとしたのに、なぜか画像が表示されなくて困ったことってありますよね。
正しく書いたはずなのに、画面に何も出てこないととても不安になります。
今回は、HTMLで画像が表示されないときの原因と、それをどう直せばいいかをわかりやすく解説します。
画像が表示されない理由とその対処法がわかれば、誰でもスムーズにWebページを作れるようになりますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
画像が表示されない場合の基本的な確認方法

ブラウザの開発者ツールで確認する方法
ブラウザには、HTMLの間違いや画像が表示されない原因を調べられる便利なツールがあります。
それが、開発者ツールという機能です。
次の手順で簡単に確認できます。
- ブラウザの画面で右クリックをする
- 「検証」や「要素を調査」を選ぶ
- 表示された画面で「Console(コンソール)」をクリックする
- 赤色でエラー表示がないか確認する
- 「Network(ネットワーク)」タブをクリックして、画像の読み込みができているか確認する
これにより、画像が表示されない具体的な原因や、ファイルの場所が正しくないなどの問題がはっきりします。
問題の箇所が特定できたら、その部分を修正すれば画像がきちんと表示されます。
画像URLを直接ブラウザに入力して表示を確認する方法
画像が表示されないときは、画像のURL(画像の場所を示すアドレス)をブラウザに直接入力してみるのがおすすめです。
次のように行います。
- HTMLのソースコードから画像のURLをコピーする
- ブラウザのアドレスバーに貼り付けてEnterキーを押す
- 画像が表示されるかどうか確認する
画像が表示された場合、HTMLの書き方やパスの指定が間違っていることがわかります。
表示されない場合は、画像が存在していないか、アップロードが正しくされていない可能性があります。
これだけで簡単に問題を見つけることができます。
HTMLコードの文法チェックツールを使う方法
HTMLのコードを間違えていると画像が表示されません。
そんな時は、HTML文法チェックツールを使いましょう。
次の手順でチェックします。
- HTMLコードをコピーする
- HTML文法チェックツールのサイトを開く
- コピーしたHTMLを貼り付けて「チェックする」ボタンを押す
- 表示されたエラーを確認して修正する
この方法を使うことで、自分では気づかなかった小さな間違いも簡単に見つけられます。
修正したら画像が表示されるかどうか再度確認しましょう。
画像のファイル形式と互換性を確認する方法
画像にはいろいろな形式(種類)があり、ブラウザが対応していない形式だと画像が表示されません。
よく使われる画像形式は次の通りです。
- JPEG(.jpg) 写真によく使われる
- PNG(.png) 透過(透明)のある画像に使われる
- GIF(.gif) 動く画像(アニメーション)によく使われる
- SVG(.svg) アイコンやイラストに使われる
使っている画像の形式がブラウザで使えるものか確認しましょう。
表示できない形式の場合は、別の形式に変換すると表示されるようになります。
サーバーのアップロード状況を確認する方法
HTMLで指定した画像がサーバーにアップロードされていないと、画像は表示されません。
サーバーに画像がきちんとアップロードされているか確認しましょう。
次のように行います。
- サーバーにログインして画像をアップロードしたフォルダを開く
- アップロードした画像ファイルがあるか確認する
- ファイル名とHTMLで指定した名前が合っているか確認する
サーバーにファイルがない場合は、再度アップロードします。
ファイル名が違う場合は、正しいファイル名に修正しましょう。
これで画像が正常に表示されるようになります。
画像を正しく表示させるための具体的な対処法

相対パスと絶対パスの使い分けを理解する
画像を正しく表示するには、まず相対パスと絶対パスの違いを理解することが大切です。
相対パスは、自分の今いる場所(HTMLファイルの位置)から見て、画像がどこにあるかを示します。
一方で、絶対パスは、画像の場所をインターネット全体の中での住所のように、はっきりと示すものです。
基本的には、次のように使い分けます。
- 自分のサイト内の画像は「相対パス」を使う
- 外のサイトにある画像を使う場合は「絶対パス」を使う
- 場所がわかりにくいときや、よくエラーになる場合は「絶対パス」で試す
どちらも正しく使えば画像はきちんと表示されるようになるので、使い分けをよく理解しておきましょう。
正しいファイル名・拡張子に修正する
画像が表示されない原因でよくあるのが、ファイル名や拡張子が間違っていることです。
ファイル名や拡張子は、大文字と小文字を区別しますので注意が必要です。
修正する時は、次のようなポイントに気をつけましょう。
- 画像の名前とHTMLに書いた名前が完全に同じか確認する
- 拡張子(.jpgや.png)が正しく書かれているかチェックする
- ファイル名に半角のスペースや日本語を使わない
- 大文字と小文字の違いがないかチェックする
間違いがあれば画像は表示されませんので、ひとつひとつ丁寧に修正することが重要です。
画像ファイルを再アップロードする方法
HTMLで指定した画像が表示されない場合は、画像ファイルがサーバーに正しくアップロードされていない場合があります。
そんな時は、一度画像を削除して再アップロードすると解決する場合があります。
次の手順で再アップロードしましょう。
- サーバーにログインする
- 画像ファイルを削除する
- パソコンから画像をもう一度サーバーにアップロードする
- アップロードした画像が正しい場所にあることを確認する
再アップロードするときは、ファイル名が間違っていないか、ファイルが壊れていないかを確認すると、問題が解決しやすくなります。
HTMLタグの記述を正しく修正する
画像が表示されない時には、HTMLタグにミスがある場合があります。
特に、<img>タグは正確に記述しないと画像は表示されません。
次のポイントを確認して修正しましょう。
- <img>タグにsrc属性が正しく入っているか
- 「”」(ダブルクォーテーション)が抜けていないか
- 閉じタグは不要なので入れないようにする
- imgタグ内に無駄なスペースや改行がないかチェックする
正しく修正すると、ブラウザが画像を表示できるようになり、ページがきれいに見えるようになります。
ファイル権限(パーミッション)の設定を確認・変更する
画像がサーバー上にあるのに表示されない場合、ファイルの権限(パーミッション)が正しく設定されていないことがあります。
これは、ファイルを見ることを許可する設定のことです。
権限の設定は次のように確認・変更します。
- サーバーの管理画面やFTPソフトでファイルを右クリックする
- 「パーミッション」「属性」をクリックして設定を見る
- 画像ファイルのパーミッションを「644」に変更する
- フォルダのパーミッションは「755」に変更する
権限を正しく設定すると、ブラウザが画像ファイルを読み込めるようになります。
設定を変更した後は、ブラウザで画像が表示されるか再確認しましょう。
キャッシュをクリアして再確認する方法
HTMLのコードを修正したり、画像を再アップロードしても表示されない場合、ブラウザに残ったキャッシュ(過去のデータ)が影響していることがあります。
その場合、ブラウザのキャッシュを削除すると改善されます。
方法は簡単です。
- ブラウザの設定画面を開く
- 「閲覧履歴の削除」や「キャッシュの削除」を選ぶ
- キャッシュを削除した後、ページを再読み込みする
キャッシュを削除することで、最新の画像や変更内容が表示されるようになります。
表示されないときはこの方法をぜひ試してみてください。
それでも画像が表示されない時の応用的な対処法と注意点

サーバーの設定ファイル(.htaccessなど)を確認する
画像が表示されない原因のひとつに、サーバーの.htaccessファイルの設定ミスがあります。
.htaccessファイルは、Webサーバーの動きを細かく設定できる重要なファイルです。
間違った設定をしていると、画像の読み込みがブロックされてしまうことがあります。
確認ポイントは以下の通りです。
- .htaccessファイル内に「Options -Indexes」などが書かれていないか確認する
- 画像の拡張子(.jpgや.png)に対してアクセス制限がかかっていないか調べる
- 画像フォルダに対して「Deny from all」などが記述されていないか確認する
- リダイレクト設定が画像ファイルに悪影響を与えていないか見る
これらを見直すことで、サーバー側の設定による画像の非表示問題を防ぐことができます。
わからない場合は、サーバー会社のサポートに相談するのも一つの方法です。
ブラウザごとの表示問題への対応方法
画像は、すべてのブラウザで同じように表示されるとは限りません。
特定のブラウザだけで表示されないことがあります。
このような時には、複数のブラウザで表示確認を行い、それぞれの動作の違いをチェックしましょう。
具体的には次の通りです。
- Google Chrome、Safari、Firefox、Edgeなど複数のブラウザで確認する
- ブラウザのバージョンが最新かどうかを確認する
- 拡張機能やセキュリティ設定で画像表示がブロックされていないかチェックする
- JavaScriptやCSSがブラウザと競合していないか確認する
ブラウザごとの仕様の違いによって起きるトラブルは意外と多いので、確認しておくと安心です。
特に古いブラウザでは画像の対応形式が限られている場合があります。
CSSやJavaScriptとの干渉を調べる方法
HTMLだけでなく、CSSやJavaScriptも画像表示に影響を与えることがあります。
特に、スタイルや動きを制御する設定が原因で、画像が非表示になってしまうことがあります。
確認のポイントは以下のようになります。
- CSSで「display:none」や「visibility:hidden」が指定されていないか
- 画像のサイズが「width:0」や「height:0」になっていないか
- positionやz-indexの指定で画像が裏側に隠れていないか
- JavaScriptで画像を読み込む処理にエラーが出ていないか
これらの設定が原因で画像が見えなくなっていることがあるため、一度スタイルシートやスクリプトを見直すことが大切です。
表示されない原因がHTML以外にある場合もあります。
画像をBase64で直接埋め込む方法
画像が何度アップロードしても表示されない場合、Base64(ベースロクジュウヨン)という形式で画像をHTML内に直接埋め込む方法があります。
これを使うと、サーバーに画像ファイルを置かなくても画像を表示できます。
方法は以下の通りです。
- 画像をBase64形式に変換できる無料ツールを使う
- 変換した文字列をコピーする
- <img src=”data:image/png;base64,〜” /> のようにHTMLに貼り付ける
この方法はファイルの読み込みエラーを防ぐことができ、画像の表示テストにも便利です。
ただし、画像が大きい場合は読み込み速度が遅くなるので注意が必要です。
CDN(コンテンツ配信ネットワーク)の影響を確認する方法
CDNを使って画像を表示している場合、そのCDN側で画像のキャッシュや設定ミスが原因となって画像が表示されないことがあります。
以下のような方法で確認しましょう。
- CDNのキャッシュをクリアする
- CDNの管理画面で画像がブロックされていないか確認する
- CDNのURLを直接ブラウザで開いて画像が表示されるか試す
- CDNを一時的に使わずに、直接サーバーから画像を表示してみる
CDNは便利ですが、設定ミスがあると画像の配信が止まってしまうこともあります。
正しく使えば表示速度も上がるので、うまく活用できるようにしておきましょう。
まとめ

画像がHTMLで表示されないときは、落ち着いて一つずつ原因を調べることが大切です。
今回ご紹介した内容の中で、特に気をつけたいポイントを以下にまとめました。
- 画像のパスが正しく書かれているか確認する
- ファイル名や拡張子が合っているかチェックする
- 画像がサーバーにアップロードされているか確認する
- HTMLタグの書き方にミスがないか見る
- ブラウザのキャッシュをクリアしてみる
もし画像が表示されなくても、ひとつひとつ確認すれば必ず原因が見つかります。
今日からさっそく、自分のHTMLコードを見直してみましょう。



